SNAC ZOU-NO-HANA『はとばとおんがく vol.1』

SNAC ZOU-NO-HANA

横浜の『波止場』に集って行う、音楽のライブ+アフタートーク。週末のひとときを緩やかに音楽とお話で演出します。基本的な「ものづくり」の方法や、音楽制作についての新しい有り方の話などを様々なクリエイターをお呼びし、ライブとトークを通して考察致します。

第一回目は音楽家evala氏とサウンド・デザイナーの加藤久直氏をお呼びしサラウンド音響を使用したスペシャルライブを行います。 また両者による立体音響/サラウンドセッティングの様子を、リハーサルを通して無料で公開。開演前の普段では一般の方は見る事の出来ない音像作りを実際にご覧いただけます。

企画後半のトークではevala氏、加藤氏、スピーカー技術者の鶴林万平氏を交えて今回の音響で行った仕掛け作りについてお話し頂きます。


日程 : 2012年8月5日 (日)
会場 : 象の鼻テラス (〒231-0002 神奈川県横浜市中区海岸通1丁目)

無料公開リハーサル : 16:00~18:00
ライブ+アフタートーク : 18:00開場 / 18:30開演
料金 : 2,000円 (事前予約)/ 2,500円(当日)


ご予約
ご予約方法 : お名前、人数、ご連絡先を明記のうえ、[ info@gmprojects.jp ] まで。

ライブ・ミュージシャン:evala (port / ATAK)
サウンド・デザイン:加藤久直(サウンド・デザイナー/サウンド・エンジニア)
音響 / トークゲスト:鶴林万平(sonihouse)
企画、ナビゲーター:山崎真央(gm projects / AKICHI RECORDS)
音響機材提供:sonihouse
主催:象の鼻テラス 象の鼻カフェ


evala

evala

音楽家、サウンド・アーティスト。port主宰、ATAK所属。先鋭的な電子音楽作品を発表し、国内外のフェスティバルやクラブでのライブ・パフォーマンスや、美術館でのインスタレーションをおこなう。
また立体音響システムや先端テクノロジーを用いた実空間へのサウンド・デザインや映画/舞台音楽、広告メディアへの楽曲/音楽プロデュースなど、その活動は多岐にわたる。
主な近作に、CD『Sacrifice Soundtrack for Seiji “Fish on Land”』(ATAK/2012)、『acoustic bend』(port/2010)、インスタレーション『void-inflection』(山口情報芸術センター[YCAM]/2011)、『for maria anechoic room version』(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]/2010, 渋谷慶一郎氏と共作)、『世界の終わりのものがたり』(日本科学未来館/2012, サウンドデザイン)、 映画『セイジ 陸の魚』(伊勢谷友介監督作品/2012, サウンドトラック)、広告『NHK 大河ドラマ「平清盛」スペシャルスライドショー』(2012, 音楽)、舞台『川口隆夫 パフォーマンス公演 TABLEMIND』(川崎市アートセンター/2011, 音楽) など。

加藤 久直

サウンド・デザイナー/サウンド・エンジニア。舞台音響家協会会員、舞台機構調整技能士(音響)1級技能士。大学卒業後、(株)若尾綜合舞台 にて舞台音響のエンジニアとしてキャリアをスタート。数々の舞台作品に携わる。その後、株式会社 ジーベックに所属し、パフォーミング・アーツやサウンド・パフォーマンス、イベント等、数々のサウンド・デザイン、オペレートに携わるだけでなく、レコーディングやサイン音製作等にも携わる。 また、音響設備メーカーの子会社として音響機器の開発、大規模施設の音響測定、調整にも従事。
2次元的なステレオ音響ではなく、3次元として音空間を捉える演出家、振付家、音楽家との接点を持ち、それらの作品に数多く携わる。 現在は、株式会社 三光 所属。
主な参加作品に、Tan・Dun日本公演(サウンド・オペレーター担当) 、愛知万博「愛・地球博」開会式(サウンド・エフェクト担当) 、神戸ルミナリエ(サウンド・システムデザイン担当) 、甲子園球場(音響測定・調整担当) 、水都大阪2009 水辺の文化座(サウンド・デザイン/オペレーター担当) 、ダイアログ・イン・ザ・ダーク(サウンド・デザイン担当) 、Grinder-Man「MUSTANG colors」(サウンド・システムデザイン担当) 。また、今後の参加予定作品として、 Grinder-Man「Bow-Wow」(@象の鼻テラス) 、渋谷慶一郎プロデュース「One(X) Cage→Today 」(@愛知県芸術劇場 小ホール) など多数。

鶴林万平 (sonihouse)

鶴林万平

音響設計・製作。1975年大阪府生まれ。2000年、京都造形芸術大学洋画コース卒業。2003年、CCA北九州現代美術センター・リサーチプログラム終了。2002年よりサウンドアーティストとして音響を扱った作品を制作。2004年よりオリジナル12面体スピーカーの開発を開始し、スピーカーを使ったイベント・ワークショップを各地で開催する。2006年~2008年、音響機器製造メーカーに就職。スピーカー設計・製造に従事する。2008年より奈良の自宅をsonihouseとして、音と食のイベント「家宴」などを企画し活動を始める。2010年 オリジナル12面体スピーカー”scenery”が完成。ファッションブランド、ミナ ペルフォンネン、その他に納入。