展覧会　ホーリー・マウンテンズ　内なる聖山へ続く三本の足跡

イサム・ノグチの設計によるモエレ沼公園での展覧会です。豊嶋秀樹が企画・空間構成を担当します。
詳細 | moerenumapark.jp

展覧会情報

山は、古来より動植物のすみかとして、食物の採取場所として、人々の生活と密接に繋がりながら、畏敬の対象ともなってきました。本展では、一過性のレクリエーションとしての登山とは異なり、長期に渡って山に入り、山との関係性を築く人々に焦点をあて、彼らの活動や作品をスライドショー形式で展示します。各地に残るモノガタリを求めて旅を続ける山伏の坂本大三郎。自らの宿命とも言うべき内的な衝動に突き動かされ、山からはじまる自然世界を写し続ける山内悠。一万日登山を目指し26年間毎日山に登った東浦奈良男、そして東浦に肉薄し取材を続けた吉田智彦。彼らは、「山」に人智を超えた何かを感じたのでしょうか。

彼らの内なる聖山へと続くそれぞれの足跡（トレース）に導かれ、知り得なかった豊穣な世界への扉を開いてみましょう。

出演／参加作家：坂本大三郎、山内悠、東浦奈良男、吉田智彦
会期：2016年7月23日［土］-8月28日［日］
開催時間：9:00－17:00
会場：モエレ沼公園 ガラスのピラミッド2Fスペース2
観覧：無料
企画／空間構成：豊嶋秀樹